防犯対策だよ！報道さん！

最近の報道（ニュース）がワイドショー化してるなーと感じるのは
子供犯罪等を「可哀想でしょ？」と感情移入させようとする報道。
地域の住民のインタビュー、
「いい子だったのにねぇ～？」
「元気よく遊んで明るい子供だったのにねぇ～？」

そんなんどーでもえぇねん（笑）

可哀想なのは百も承知。
私にも子供がいます。こういう悲しいニュースは
言われなくても痛いほど気持ちが伝わってくるんです。

「こういう事件が起きました！
家族環境はこんな感じで・・・・・・うんたらかんたら
明るい家庭が壊されてしまったのです・・・・・・うんたらかんたら。
地域の方に聞いてみましょう・・・・うんたらかんたら。
（キャスターが一言）なんでこういう事件が減らないのでしょう。
さて次のニュースです。」

おい、それだけかい（笑）

それよりももっと大事な、
伝えなきゃいけない事、あるでしょ？
そう、防犯対策。

事件という結果をもとに、
結果から推測する原因を導きだし、
原因を解決するための対策を考え再発を防止するのが一番大事！

だからこそ、テレビならではの「情報公開」は絶対活用すべきで、
「テレビのちから」という番組はその最たるもの。
最近は「超能力で解決してみよー」的な感じがものすごいイヤでしたが（笑）
最初の頃は犯罪の原因の予測から対策を練って、視聴者へ情報提供。
そして解決!
という手順は、すばらしいものがありました。
ここで大事なのは・・・。

国民全員が目撃者であることを示して、犯罪を無くす事！

今までは地域の井戸端会議が地元の防犯を支えてきました。
外に人がいることで犯罪をしにくくしていたのです。
「テレビのちから」ではそれを国単位でやってくれていましたが、
この当たり前の事が、なぜ他の番組（ニュース）でもできないのでしょう？
スポンサーがあるから？
報道に限界がある？
しらんわ、そんな話（笑）

我々は防犯に対しては素人です。
当然自分の身は自分で守るという大事な使命はありますが、
限界はあります。
そこで活用できるのがテレビ。
防犯のプロが「こういう路地は危ない！」
「こういう公園は危険！」と
対策を公開してくれるのは大変有り難いのです。

犯罪者の視点に立ち、防犯対策を練る。

大事な対策の一つで、重要な事なのに、
それを報道する番組はごく限られています。
こういうのは一回で放映は終わり、じゃないんですよ。

もう感情移入を触発するだけの報道番組はいりません。
なんとかしてくださいね♪報道スタッフさん！