関東のダシの色が濃い理由。 [おとうちゃんの穴あき知恵袋]
元気でっすかぁ~!
自分のブログでは多少元気が空回りしても許してね。
自分でも解ってる、解ってるから・・・・。
さて、今日はそばやうどんのダシの色と味の違いをひとつ。
世間一般では関東のダシは濃いっ!と言われていますね。
それには、濃くなってしまう理由があるのです。
関西は「昆布」でダシをとります。
関東は「かつお」でダシをとります。
深く掘り下げれば、江戸時代からの物資の流れとか色々あるんですが、
大きな理由として・・・関東と関西では「水」が違うんです。
関東の水は「昆布でダシが取りにくい!!」のです。
だから必然的にかつおでダシを取るようになった。
かつおのダシはどうしても逆にカツオ臭くなってしまうので濃い口醤油を使う。
関西の水は「昆布で綺麗にダシが取れる!!」ので
風味を逃さない為にも薄口の醤油を使う。
という訳で、
好きで濃くしてる訳じゃないんですよね。
それぞれの土地の資質や文化を含めて理解し、
互いの食文化を認め合う気持ちが大切ですね♪
私は四国高知ですが、うどんの出汁は昆布にカツオブシ(メジカブシとかムロアジブシもあり)使っていますが、醤油は天津醤油の薄口です。
東京で蕎麦を食べたときには、蕎麦が見えなくて焦りました^^
by Baldhead1010 (2006-07-18 11:44)
Baldhead1010さん!
素材が流れて来た歴史や、土地の文化を知ったうえで食べると
さらに美味しく感じるんでしょうね♪
私は元々東京にいて、今は関西に住んでいますが、
いま東京で蕎麦をたべたら私でもびっくりすると思います(笑)
by バズ (2006-07-18 13:17)