「恵方巻き」に思う事

もう1週間も過ぎてしまいましたが、
2月3日は節分でした。

一般的には豆まき等で鬼さんは一旦外出して頂くことになるのですが、
当然教育上として鬼さんに頑張って貰う必要もあるわけでして。

我が家はあまり豆まきをすることは無いのですが、
その代わり「恵方巻き」という文化を実行しております。

これは元々関西ローカルで広く知れ渡っている文化です。
関西人である妻の影響もあり、
私も大阪に来て15年？16年？ほど住んでいると
自然とこの文化にも馴染んでくるものですね。

正式には恵方という幸せの方角？に向かって無言で食べる訳ですが、
実際に向くことは無く（笑）しゃべりながら完食しました。　　・・・オイオイ

この文化自体”海苔問屋の陰謀”説はぬぐえない事実でもあり
そのおかげでその関係する産業が儲かるのであれば
大変喜ばしいことではあるのですが、

一方、

昨今はコンビニ業界やらスーパー業界がこの文化を勝手に全国的に広げ、
結果、馴染みの無い文化のせいや、
大量に作りすぎた結果、売れ残った巻き寿司を大量廃棄処分したり、
販売ノルマの為 店員が無理矢理買わされる・・・など、
あまりよろしくないニュースばかりが飛び込んできて
関西文化のせいだと言わんばかりの報道に（被害妄想か？）
甚だ迷惑な話やなと、憤りを感じるところでもありますが
クリスマスケーキしかり、
本来は「予約」して売ったり買ったりするべきではないのかな、と
心から思っていたりもします。

「えぇ～～！太巻きを切らずに丸かぶりするのぉ～！？
　なんか食べ方きたなぁ～～い！」
という声を聞いたときは、
別にあなたに切らずに食べろと強制したつもりはねぇよ！　　
と言いたくなりました（笑）

ちなみに、娘は具をほじくってましたが（笑）

だって、自分の地方の独自文化を
本人の意思とは関係無く、他地方に勝手に広げられ
他地方で文句言われていると思ったら
そう思いませんか！？

ま、悪いのは食べる方じゃなくて
それで儲けようとしている業界なんでしょうけど。

せめて売り方はよく考えて頂きたいと願うばかりです。

あずかり知らないところでイメージだけが下がっていくのは
関西人の本望ではありませんよ～。てね。

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