もともと「安全第三」だったんだよ! [おとうちゃんの穴あき知恵袋]
安全第一・・・・よく工事現場で聞くことばです。
そら、安全は第一やんな?当たり前やんな?
でも昔は違ったのです・・・。
由来を見ていきましょう。
舞台はアメリカの とある会社。
年代は1900年初頭。
その会社では
「生産第一、品質第二、安全第三」
という社訓を掲げ
生産量をあげ、会社の信頼を得ようと経営者は考えました。
しかし、思った通りにはいかず、生産量も上がらず
仕事上のミスなども増え災害事故の温床となってしまいました。
そこで当時の社長は思い切って
「安全第一、品質第二、生産第三」
という社訓を掲げ、災害防止、人間尊重を最大限重要視することを徹底させたのです。
その後、災害が減っていくだけでなく
生産量も上がり、さらに品質も向上したという予想外の効果が表れたのです。
この「安全第一」という考え方がアメリカ全土に広がり
会社の基本理念として浸透し
当然日本にも輸入されてきたのです。
工事現場さん!
安全が第一だという理屈、分かりましたね!
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